059-326-11129時-12時/14時-17時30分
シミの原因は、紫外線、ホルモンバランス、ストレス、生活習慣など様々ですが、1番の原因は紫外線です。お肌は紫外線を浴びると、メラニン色素を作って防御しようとします。若い頃は肌の新陳代謝が活発なため、メラニン色素ができてもすぐに元のお肌に戻ります。 しかし加齢とともに、新陳代謝がにぶくなると、メラニン色素がお肌に溜まって、シミとなります。
シミといっても、さまざまな種類があり、各々治療法が異なるので的確な診断が必要です。当院では皮膚科専門医が、必要に応じて肌画像診断機器も使用して、肉眼で見えない隠れたシミ等を詳細に把握した上で、シミの種類を診断し、適切な治療をお勧めします。
いわゆる「シミ」の代表格ですが、紫外線と加齢に伴ってできる、茶褐色の比較的大きく、境界がはっきりした色素斑です。顔、手、腕など日焼けしやすい部位に多くできます。
しみの箇所からイボが隆起してくることもあります。
頬に現れやすい、左右対称のぼんやりとした褐色のシミで、30〜50歳代の女性に多くみられますが、男性にもみられます。額や口周りにみられることもあります。日焼け、ホルモン、肌の擦りすぎなどが原因と言われています。
効果的な治療法が少なく、治療に難渋することが多いです。内服療法が最も効果的といわれています。一部のレーザー治療やその他の治療で効果がみられたという報告もありますが、レーザー治療で肝斑が明瞭化するという報告もあり、賛否両論です。内服治療と他の治療を併用するコンビネーションの治療がよいでしょう。治療の選択肢が大きく分かれるだけに、専門医のもとで納得のいく治療を受けるようお勧めします。
遺伝が関係していると言われ、小学生ぐらいからできる、頬や鼻の周りの小さな点状(数ミリ程度)の茶褐色斑です。妊娠や日焼けなどで濃くなることもあります。
主に頬に左右対称性にみられる褐色からやや青みがかった、大小さまざまな色素斑です。肝斑と間違えられやすいので注意が必要です。
顔や首、体にできる茶褐色の腫瘤ですが、扁平なものもありシミと思われることがあります。老人性色素斑の箇所に隆起してできることもあります。