シミ
(老人性色素斑、肝斑、そばかす、後天性真皮メラノサイトーシス、脂漏性角化症)

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シミとは

シミの原因は、紫外線、ホルモンバランス、ストレス、生活習慣など様々ですが、1番の原因は紫外線です。お肌は紫外線を浴びると、メラニン色素を作って防御しようとします。若い頃は肌の新陳代謝が活発なため、メラニン色素ができてもすぐに元のお肌に戻ります。 しかし加齢とともに、新陳代謝がにぶくなると、メラニン色素がお肌に溜まって、シミとなります。
シミといっても、さまざまな種類があり、各々治療法が異なるので的確な診断が必要です。当院では皮膚科専門医が、必要に応じて肌画像診断機器も使用して、肉眼で見えない隠れたシミ等を詳細に把握した上で、シミの種類を診断し、適切な治療をお勧めします。

当院のシミ治療のポイント

  1. 肌診断カウンセリング(肌画像診断機器を用いて)
  2. 多くの治療選択肢
  3. 皮膚科専門医としての専門性を活かして、シミの種類に合わせた選択と提案

老人性色素斑

老人性色素斑

いわゆる「シミ」の代表格ですが、紫外線と加齢に伴ってできる、茶褐色の比較的大きく、境界がはっきりした色素斑です。顔、手、腕など日焼けしやすい部位に多くできます。
しみの箇所からイボが隆起してくることもあります。

治療法

  • 部分的なシミに : Qスイッチルビーレーザー
  • 全体的なシミに : IPL、レーザーフェイシャル
老人性色素斑

肝斑

肝斑

頬に現れやすい、左右対称のぼんやりとした褐色のシミで、30〜50歳代の女性に多くみられますが、男性にもみられます。額や口周りにみられることもあります。日焼け、ホルモン、肌の擦りすぎなどが原因と言われています。
効果的な治療法が少なく、治療に難渋することが多いです。内服療法が最も効果的といわれています。一部のレーザー治療やその他の治療で効果がみられたという報告もありますが、レーザー治療で肝斑が明瞭化するという報告もあり、賛否両論です。内服治療と他の治療を併用するコンビネーションの治療がよいでしょう。治療の選択肢が大きく分かれるだけに、専門医のもとで納得のいく治療を受けるようお勧めします。

治療法

  • ビタミンC、トラネキサム酸内服
  • ダウンタイムが気になる方に : イオン導入・エレクトロポレーション、マッサージピール
  • ダウンタイムが気にならない方に : ゼオスキンヘルス
  • マイルドな治療をご希望の方に : ハイドロキノン
肝斑

そばかす(雀卵斑)

そばかす

遺伝が関係していると言われ、小学生ぐらいからできる、頬や鼻の周りの小さな点状(数ミリ程度)の茶褐色斑です。妊娠や日焼けなどで濃くなることもあります。

治療法

  • ダウンタイムが気になる方に : IPL、レーザーフェイシャル
  • ダウンタイムが気にならない方に : Qスイッチルビーレーザー
そばかす

後天性真皮メラノサイトーシス(ADM)

後天性真皮メラノサイトーシス

主に頬に左右対称性にみられる褐色からやや青みがかった、大小さまざまな色素斑です。肝斑と間違えられやすいので注意が必要です。

治療法

  • Qスイッチルビーレーザー
後天性真皮メラノサイトーシス

脂漏性角化症

脂漏性角化症

顔や首、体にできる茶褐色の腫瘤ですが、扁平なものもありシミと思われることがあります。老人性色素斑の箇所に隆起してできることもあります。

治療法

  • 保険適応 : 液体窒素療法
  • 保険適応外 : CO2レーザー
脂漏性角化症